2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

売り時。

「今は売り時ですか?」 という質問をよく受けます。なにそれはお客様だけではなく、知人・友人からもです。 収益物件はともかく、実需(実際に住む家)に関しての「売り時」「買い時」は、 ライフステージに合わせればいいのでは。 と答えるようにしています…

根っこ。

ホームステージングって言うのでしょうか、家具やカーテンなどを空き部屋につけて入居後のイメージを湧かしやすることを。 もともとはアメリカで主流だったそうですが、日本でも新築マンションに限らず賃貸物件においてもだいぶ見かけるようになりました。 …

橋渡し。

業者から出てくる物件と個人投資家が求めている物件の利回りの乖離がなかなか埋まりません。 都心に限っては、待ってられない買主さんが売主さんの希望価格に吸い寄せられている感がありますが、郊外・地方の収益物件に関しては、大河を間に挟んでお互いに見…

念。

かつてテレパシーというものを体感したことがあります。 前を歩いていた知人に話し掛けようと思っていたらその内容に適合する返答が先に戻ってきて、振り返った知人と会話の擦り合わせると一言一句おなじで、二人してその場から走って逃げた覚えがあります。…

ものさし。

前の記事にも書きましたが、物上げ(物件を買わせもらう行為)していると、「買いたい」個人投資家さんと話をする機会が結構あります。 今でも買い進められている個人投資家さんはおおむね自身の基準をきちんと持って成功してらっしゃる方が多いです。 誰かに…

物上げ。

いま不動産投資を続けられている個人投資家は、以下のいずれかに該当することが多いかと思います。 1.堅実に買い進めてこられた方 2.取りあえず一応の収支は出ている方 3.身動きが取れない方 4.そういえば所有していた方 収益物件を物上げ(買わせて頂く行為)…

捨て鉢。

どうして損をすることに敏感なくせに、 その損が大きくなればなるほど、大胆というかお目出度いくらいに楽観視してしまうのはなぜだろう? そのもやもやを説いてくれたのが、 ダニエル・カーネマンの著作、 『ファスト&スロー』 でした。 彼はプロスペクト…

相手もひとの子。

海外に行って、カタコトの日本語で 「コンニチワ」 とあまり言われなくなって10年くらいが経つでしょうか。 最初はちょっとした違和感にしか思えなかったのですが、年を追うごとに 「ニーハオ」 もしくは、 「アニョハセヨ」 と言われる確率は高くなっていき…

山。

不動産投資において「山」というのはとても重要な要素だと思っています。 これまでの記事にも書いてきたような、景気循環としての「経済の山」と、地理的な意味においての「山」の、そのどちらにおいてもです。 まずは、「経済の山」についてですが、コロナ…

エリート。

欲とは際限のないものです。 先日、サービサー(債権回収会社)からの案件が立て続けに2件来ました。 資料を見るまでもなく、エリア・構造・築年数からして、 ここ数年以内に「掴まされた」個人投資家さん ここ数年以内に「掴まされた」個人投資家さん そもそ…

10年未満。

10年ひと昔とはよく言ったもんです。 なにも僕の業界経験(16年)より短いから10年と言っているわけではありません。 景気の循環サイクルからそう言いたいだけです。 僕は同じ理由から、この業界を20年30年と生き抜いてきた諸先輩方のことをそれだけでもって熟…

16年。

冷えてますね、市況が。現物とは言えすっかり金融商品に「成り下がった」不動産ですから、そりゃ金融情勢ひとつで全てが一変するのは当たり前の話ですよね。金融・不動産業界に限らず、多くのメーカーまでもが「金融」によって安定的な収益を上げている現状…